亀に乗った観音様・総持寺(西国二十二番)江戸時代の御朱印も!【大阪府茨木市】

総持寺 (そうじじ)

大阪府茨木市にある総持寺の御本尊である千手観音様は火伏観音、厄除観音、子育て観音
として信仰を集める秘仏であり「亀の背に乗られた観音様」として有名です。

北摂の名刹・総持寺の見どころや御朱印などをご紹介します!

JR総持寺駅開業記念特別拝観、秘仏本尊御開扉

2018年3月17日(土)

JR総持寺駅開業記念特別拝観、秘仏本尊御開扉ということで
西国三十三所二十二番札所の総持寺に行ってきました!

JR総持寺駅から下図ブルーorオレンジ色のラインの経路で徒歩5分程。
赤丸印の場所に信号は無いので総持寺交番前信号まで行き、向こう側に渡ります。

ちなみに、管理人はブルーのライン(府道)に沿って行きました。

府道沿いに案内板が有るのでわかりやすい。

住宅街を抜け、総持寺に到着~!

御本尊と略縁起

山 号:補陀洛山

宗 派:高野山真言宗

開 基:藤原山蔭(ふじわらのやまかげ)

創建年:元慶3年(879年)頃

御本尊:千手観音菩薩

御詠歌:おしなべて 老いも若きも 総持寺の 佛の誓い 頼まぬはなし

亀の恩返し

料理の神として崇められる藤原山蔭卿が幼き日に父・高房卿と共に船で淀川を下り
太宰府に向かう途中、漁師たちに捕らえられていた亀を助けました。

明くる朝、幼い山蔭卿が船から川へ転落!

父の高房卿が日頃から進行する観音菩薩様に山蔭卿の無事を祈ったところ
高房卿が助けた亀の背に乗った山蔭卿が水中から現れたそう。

観音菩薩様の霊験に歓喜した高房卿は寺院建立を発願します。

高房卿没後、山蔭卿にその遺志が受け継がれ、亀に乗った千手観音菩薩像が
造立されました。

こちらの縁起は『今昔物語集』や『源平盛衰記』にも記述があります。

札所等

西国三十三所(二十二番)
摂津国八十八箇所(四十七番)
摂津国三十三箇所(二十七番)
ぼけ封じ・近畿十楽観音(六番)
神仏霊場巡拝の道(第六十三番)

御利益

料理上達 火難除けなど

境内と見どころ

山門前で亀さんがお出迎えしてくれます。

山門

手水舎

オートセンサーで蓮から水が出てきます。

山門の金剛力士像

本堂

拝観料500円を収め、本堂左手の扉より中へ。
亀に乗った木造の千手観音様、大変有難くも微笑ましかったです。

包丁塚

料理の神・藤原山蔭卿は包丁道の祖として祀られています。
毎年4月18日には山蔭流包丁式が行われます。
包丁塚にお参りすると料理上手になれるそうですよ!

普悲観音堂


鎮守社

薬師堂

荒神社

不動明王堂

地蔵尊

奥に見えるのは閻魔堂。

大師堂

鐘楼

庭園の亀と鯉

開山堂

青い空に映える梅の花

授与品

火伏せのお札や料理上達のお札、亀がデザインされたお守りなどなど
境内の売店では数多くの授与品を授かることが出来ます。

トイレの神様で知られる烏枢沙摩明王様のお札を授かりました。

早速トイレにお祀りし、烏枢沙摩明王様のご真言
『おん くろだのう うんじゃくそわか』を唱え
感謝の気持ちでトイレ掃除に励む毎日です!

御朱印と散華


通常版の御朱印に、草創1300年記念特別印を押印して頂きました。


江戸時代の復刻版御朱印。
こちらにも特別印を。

令和6年4月1日より納経料が
一部改定となります。
300円 → 500円


総持寺の散華は『思』。

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年中行事

1月1~3日   修正会 牛王加持
2月3日      節分・星祭厄除祈祷会(甘酒接待)
3月       春季彼岸会
4月15~21日  秘仏本尊御開扉 西国御砂踏
4月18日     山蔭流庖丁式
7月        きゅうり加持(土用丑)
8月15、16日   精霊送り
8月18日      お盆 施餓鬼会
8月        ペット盆法要
9月        秋季彼岸会
11月        七五三詣り

アクセス

拝 観 時 間 : 6:00~17:00
納 経 時 間 : 8:00~17:00

大阪府茨木市総持寺1丁目6番1号
TEL:072-622-3209

約20台分の駐車場があります。

最後に(管理人覚書)

毎年年末には除夜の鐘をつきに伺います。

西国や神仏霊場の札所でもある総持寺。

ぜひ皆さんも訪れてみてくださいね♪


*最後までお読みいただきありがとうございました*

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