京都の魅力、再発見!令和復興『雪月花の三庭苑』を巡る!

 

雪月花の三庭苑

 

妙満寺の『雪の庭』、清水寺の『月の庭』、
そして令和4年に復興された北野天満宮の『花の庭』。

令和の御代に雪月花の三庭苑が再興されました!

今回の記事では雪月花の三庭苑を有する
三社寺と共に、雪月花の庭の魅力を
お届けします!

 

雪月花の庭と松永貞徳

 

松永貞徳は俳諧の祖と仰がれた
江戸時代の俳人・歌人です。

その松永貞徳が作庭したとされる
寺町二条の妙満寺『雪の庭』、
(現在は左京区岩倉にあります)
清水寺の『月の庭』、そして
2022年に再興された北野天満宮『花の庭』。

それぞれが塔頭の成就院(坊)に
あったことから
成就院の雪月花の庭と称されています。

 

 

それでは、それぞれの庭を
観ていきましょう~♪

 

妙満寺

 

京都市左京区にある妙満寺は
顕本法華経総本山の寺院です。

安珍・清姫伝説ゆかりの鐘が
納められていることでも
知られています。

拝観料は大人¥500、小中学生¥350です。

 

 

参道

枝垂桜やつつじ、紅葉の名所としても
知られる妙満寺。

 

成就院

 

雪の庭

昭和43年(1968)、寺町二条から今の岩倉に
移った際、石組みをそのままに
本坊の庭園として移築されました。

 

令和4年(2022)1月の改修工事を終え
松永貞徳の世界観をより再現した
冠雪の美しい庭園となっています。

 

御本堂からは比叡山が一望できる
最高のロケーション!

 

『雪の庭』切り絵御朱印

 

初穂料は¥1,000。

切り絵に御主題も書いて
下さいました♪

 

妙満寺へのアクセス

市営地下鉄烏丸線「国際会館」駅より徒歩約17分

叡山電鉄鞍馬線「木野駅」より徒歩約5分

 

 

清水寺

 

清水寺の御本堂

清水寺本堂

 

三重塔

清水寺の三重塔

 

 

清水寺は京都市東山区にある
北法相宗大本山の寺院です。

神仏霊場や西国、洛陽観音などの
札所にもなっている世界遺産。

拝観料は大人¥400、小中学生¥200です。

 

 

 

令和5年(2023)、京の冬の旅にて
5年ぶりの公開となった成就院。

この度、5年ぶりに成就院に訪れました!

 

清水寺成就院特別公開

清水寺の拝観料とは別に、成就院での
拝観料が必要となりますのでご注意ください。

 

清水寺成就院

幕末には近衛忠煕や西郷隆盛が
密談を交わしたと伝わる成就院。

 

月の庭

 

成就院内は撮影禁止の為、
切り絵の台紙の説明書きの写真を…。

 

清水寺成就院説明

高台寺山を借景とした『月の庭』。

石灯篭を配置し遠近法を用いて庭を
広く見せるという工夫が施されています。

庭は成就院の北側にあるため
実際には月は見えませんが
月明かりに照らされた庭の美しさを
称え『月の庭』と呼ばれている、
借景式庭園です。

 

 

『月の庭』切り絵

 

清水寺成就院の切り絵

初穂料は¥1,000。

 

雪月花の三庭苑の切り絵専用台紙

こちらは雪月花の三庭苑の切り絵の
専用台紙となっています。

初穂料は¥500。

 

雪月花の三庭苑の切り絵

妙満寺で切り絵に御主題を書いて
頂いたので、てっきり切り絵御朱印だと
思っていたのですが…御朱印ではなく
あくまでも切り絵だそうです^^;

 

清水寺へのアクセス

京都市営バス(207乙)「清水道」より徒歩約10分

京都市営バス(206甲)「五条坂」より徒歩約10分

 

 

 

北野天満宮

 

京都市上京区に鎮座する北野天満宮。
全国の天満宮、天神社の総本社です。

御祭神の菅原道真公が愛した梅は勿論、
夏の青もみじ、秋の紅葉も
とても素晴らしい神社です!

(2022.11.13撮影)

 

 

花の庭

 

令和4年(2022)再興された
北野天満宮の花の庭

拝観料は大人¥1,200、子供(小学生)¥600です。
(お茶とお茶菓子も付きます)

 

庭園内には展望台が設けられており
美しい梅園を360度のパノラマで
楽しむことが出来ます!

 

 

『花の庭』切り絵御朱印

 

初穂料は¥1,000。
御本殿そばの授与所にて頂けます。

 

 

北野天満宮へのアクセス

京都市営バス(203乙)「北野天満宮前」より徒歩約1分

京都市営バス(205乙)「北野白梅町」より徒歩約7分

京都市営バス(46)「千本今出川」より徒歩約8分

 

雪月花の三庭苑の切り絵

 

清水寺の成就院で購入した
雪月花の三庭苑切り絵の専用台紙。

 

雪、月、花の三つの切り絵を
台紙に貼ってみました。

素敵ですね~!!

 

台紙にはそれぞれの由緒が
書かれています。

 

 

 

最後に(管理人覚書)

 

2022年の春、明治以降消失していた
『花の庭』が再興されたということを
知らずに、梅苑公開期間中、
二度も訪れていました。

今年は雪(しかも本当に冠雪の!)、
月、花、全ての庭を堪能することが出来て
本当に嬉しいです。

 

新たな京都の魅力、『雪月花の三庭苑』
皆さんにもぜひ訪れて頂きたいです!

 

 

 

*最後までお読み頂きありがとうございます*

 

 

 

 

 

 

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