もくじ
圓教寺DATE
山 号 : 書寫山
宗 派 : 天台宗
御本尊 : 釈迦三尊
札 所 : 西国三十三所第27番
神仏霊場巡拝の道第75番
播磨西国三十三箇所第1番
播州薬師霊場第16番
播磨天台六山
西国霊場の観音様を祀る三十三所堂
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略縁起
康保3年(966)、性空(しょうくう)創建。
36歳で出家した性空が霧島山や背振山で修業を
積んだ後、57歳の時に書寫山で庵を結んだのが
始まりと伝えられています。
西の比叡山と言われるほど寺格は高く
皇族や貴族からの信仰も厚く
訪れる天皇や法皇も多かったそうです。
摩尼殿までの参道
ロープウェイで空中散歩
書写山ロープウェイで山上駅までは約4分。
眼下には姫路市街や遠く瀬戸内の海が
見渡すことが出来ます。
書写山ロープウェイDATE
料 金
大人¥600 小人¥300
(往復:大人¥1,000 小人¥500)
営業時間
8:30~17:00
15分毎に運航
(冬季は運休期間あり)
電話番号
(079)266-2006
山上駅
訪れた日は桜の季節の休日ということもあり
多くの参拝者で賑わっていましたが
臨時便が運航され、助かりました~!
ミオロッソ書写
2022年春にオープンしたばかりの
展望デッキ。
少しもやがかかってますが
良い眺めでした~♪
展望デッキの一角にかわらけ投げが。
「一隅を照らす」石碑
天台宗開祖・最澄の
聖語を刻んだ石碑。
慈悲(こころ)の鐘
世界平和祈願、浄佛国土建設をめざして
平成4年に建立された鐘。
自由につくことが出来ます。
西国三十三観音道
いよいよ御本堂へ向かって
参道を行きます!
こちらの参道の両脇には
西国霊場の各寺院の観音様が
祀られています。
仁王門
圓教寺の正面玄関。
神聖な寺院の領域と外の俗世との
分かれ目を示しています。
壽量院
こちらでは幻の書写塗りの器で
精進料理を頂くことが出来ます。
営 業:4月~11月(5名以上・要予約)
定休日:木曜日
連絡先:(079)267-0626
十妙院
16歳の若さで亡くなった娘を祀るために
大名・赤松満祐から委託された寺院。
御本尊は娘の等身大に作られた
千手観音像です。
緑が気持ちいい参道をひたすら歩きます。
弁慶のお手玉石
この石の上に乙天、若天の二人の童子が降り立ち
寺門を守ったという伝説が残っています。
また、弁慶はこの大きな石を
お手玉にしたとも言われているとか。
湯屋橋
姫路城城主・本多忠政が寄進した橋。
西国霊場のノボリが
見えてきました!
摩尼殿(まにでん)
兵庫県指定有形文化財です。
大正10年に焼失しましたが、その後再建され
昭和8年に落慶しました。
重要文化財の四天王像が安置されています。
(通常非公開)
近年の再建ではありますが
十分に歴史を感じることが出来る
木造建築です。
西国霊場の御朱印は
こちらで頂けます。
令和の改元により上げられた扁額。
賓頭盧尊
摩尼殿からの眺め。
結構な高さです。
映画のロケ地になった三つの堂を目指し
更に奥へと進みます!
映画のロケ地、圓教寺
映画やドラマのロケ地となった
堂へ向かう道すがら、見覚えのある仏像が…!
大講堂
室町中期の建築物で学問と修業の場。
圓教寺の本堂にあたるお堂で
御本尊の釈迦三尊像が安置されています。
食堂(じきどう)
修行僧の寝食の為のお堂。
こちらも室町時代の建築物で
別名「長堂」とも呼ばれています。
現在、1階は写経道場、2階では
寺宝が展示してあり自由に観ることが出来ます。
常行堂
常行三昧をするためのお堂。
御本尊は阿弥陀如来像。
張り出した舞台は大講堂の
釈迦三尊に舞楽を奉納するためのものです。
『ラストサムライ』の記事が
張り出されていました。
ここであの壮大な映画の
撮影が行われたのですね~…!
『軍師官兵衛』のロケの様子も
張り出されていました。
ドラマ、観ておけばよかったなぁ~…。
本多家廟屋
大講堂のすぐそばには
姫路城城主・本多家の墓所があります。
江戸時代初期から中期にわたる
廟屋の建築として珍しいものだとか。
開山堂(奥の院)
三つの堂の更に奥へ進むと
開山堂があります。
圓教寺の開祖・性空を祀るお堂で
国の重要文化財です。
開山堂
遺骨箱は等身大の性空上人像の中に
収められています。
レントゲンで撮影したところ、像の頭部に
性空上人自身のお骨が収められていることが
発見されたのだとか。
護法堂
圓教寺の守護神である
乙天と若天が祀られています。
乙天は不動明王の化身、
若天は毘沙門天の化身です。
護法堂拝殿
護法堂の向かい側にある拝殿。
武蔵坊弁慶の学問所でも
あったそうです。
実際に弁慶が使用したとされる机が
食堂に展示されています。
圓教寺の御朱印
西国霊場の御朱印
西国霊場の御朱印は
摩尼殿で頂けます。
神仏霊場の御朱印
奥の院(開山堂)の御朱印
こちらは食堂で頂けます。
御朱印はいずれも300円です。
令和6年4月1日より納経料が
一部改定となります。
300円 → 500円
圓教寺へのアクセス
JR・山陽姫路駅より
神姫バス『書写山ロープウェイ行』
終点下車
車で行かれる方はカーナビに
『書写の里美術工芸館』で
検索してください。
書写山麓駅に無料駐車場有。
入山志納金
中学生以上: 500円
小 学 生: 300円
未就学児童: 無料
最後に(管理人覚書)&おまけ
長年兵庫県に住んでいたのに
行ったことがなかった圓教寺。
ずっと行ってみたかった圓教寺に
ようやく行くことが出来ました!
広い境内、歴史を感じる建築物、
眼下に広がる景色…どれを取っても
本当に素晴らしい寺院でした!
参道の途中、景色を見渡せる場所があります。
姫路城のそばの男山。
よ~く見ると、姫路城も見えますね。
どこにあるか、わかりましたか?
*最後までお読み頂きありがとうございます*